射水市総合計画基本構想について
射水市総合計画審議会が、市長の諮問を受け過日答申されました。それを受け、今議会で10章21ページからなる『射水市総合計画基本構想』が策定され議会に提案され承認しました。
射水市総合計画基本構想の概要
1章 射水市の目指す将来像 『豊かな自然 あふれる笑顔 みんなで創る きららか射水』
2章 まちづくりの基本理念
「きらめく 未来」 まちづくりの主役は市民。たくましい、将来を担う人づくりを基本に。
「ひろがる 安心」 少子高齢化社会。環境にやさしく住みよい安心、安全の確保を基本に。
「あふれる 元気」 射水ブランドを全国、世界に発信。港を活かし元気と活力の創造を基本に。
3章 新しいまちを開く「かぎ」 『いのち』 『交流』 『協働』
4章 人口の見通し 目標人口 94,000人
5章 まちづくりの主要課題
1.人口減少への対策 2.少子・高齢化への対策 3.災害・危機管理への対策 4.環境への対策 5.射水ブランドの発信 6.行財政改革の推進
6章 土地利用の方向 (土地利用概念図 別紙)
1.土地利用の基本的考え方 富山高岡都市計画区域にあり、その計画とこれまでの土地利用を尊重して推進
2.土地利用の方向
1 都市地域 @住宅地 A商業地 B工業地 2 農業地域 3 海岸・河川地域
4 丘陵・森林地域
7章 基本構想の構成図 (別紙)
8章 施策の大綱(まちづくりの基本方針) 5つの施策の大綱
1.健康でやさしさあふれるまち @元気な声が響くまちづくり Aやさしさに包まれたまちづくり B医療体制の整ったまちづくり
2.だれもがいきいきと輝くまち @心豊かな人を育むまちづくり Aだれもがきらめくまちづくり B交流で輝くまちづくり Cみんなが思いやりあるまちづくり
3.元気で活気あふれるまち @新しい価値を生み出すまちづくり A活気ある商工業で栄えるまちづくり B豊かな大地に根ざすまちづくり C豊かな水産資源を生かしたまちづくり Dだれもがいきいきと働くまちづくり
4.快適で安心して暮らせるまち @自然とともに生きるまちづくり A快適で利便性の高いまちづくり B快適で住みよいまちづくり C安心して暮らせるまちづくり
5.みんなで創る ひらかれたまち @市民が主役のまちづくり Aわかりやすいまちづくり Bむだのないひらかれたまちづくり
9章 構想の実現をめざして
1.市民との協働による計画の確実な推進
2.成果を重視した計画の進行
3.国、県等との連携の推進
10章 将来に向けての検討課題 〜さらなる飛躍に向けて〜
1.港や海岸線を生かしたまちづくり
2.若者(学生)が集うまちづくり
3.北部市街地とJR北陸本線沿線に広がる市街地との周回ルートの構築
4.飛躍に向けた事業の推進
以上の射水市総合計画基本構想策定がなされ、議会で承認、議決しました。
この基本構想による施策の大綱から基本計画が作成されました。この5つの施策の大綱(部)から19の政策(章)と54の施策(節)の基本計画が提案されました。その施策から具体的事業へと予算付けがなされる実施計画が今後提案され、射水市総合計画が平成20年4月からスタートします。
『射水市議会の議会改革』
議会は、、議長の私的諮問機関として9名の議員で構成する『議会改革検討委員会』をこの9月定例議会中に設置しました。
改革検討のテーマは、1.議員定数問題(削減見直し) 2.議会の本会議(代表、一般質問等のあり方)や常任委員会、特別委員会のあり方・運営について(視察費やケーブルテレビの放映について等も) 3.議員報酬について 4.市政調査交付金のあり方、使途について等を検討します。
議会は、行財政改革の先頭に立ち、開かれた分かりやすい議会にと全力をあげています。「議会改革検討委員会」では、概ね来年(平成20年)の9月定例議会をめどに委員会としての結論を議長に答申予定で、議会としても9月定例議会中に結論を出すことになります。